2022年05月21日
大分県臼杵市M様 塗装 シーリング工事7
【5月18日 外壁下塗 他】
昨日2回目のパテ付けした部分にカッターで切り込みを入れたりした後
サンドペーパーで研磨した状態です。
郵便受けにカバー
昨日 シーリング面等の下塗をしたのが右側の材料で 外壁下塗には左側を使用する
予定でしたが 木目調サイディング表面がザラザラしていて塗料を吸い込む感じが
強いな~ と昨日感じました。この吸い込む感じを止めておかないと
特に広い面(南面 西面など)の場合に仕上がりに悪影響を及ぼす事が多く
仕上げの段階でムラがでた場合 もうどうしようもありません。
なので下地の段階で、ある程度吸い込みを止めるべく 予定外ですが
昨日使用した透明の下塗を 南面 西面は全面塗布する事にしました。
吹付けする事にしました。 コンプレッサーで圧縮空気を作りエアータンクに溜めます
加圧タンクに塗料を入れて タンク内にエアーを送る事で内部を加圧し
塗料ホースに送られ ガンから塗料が噴射します。
圧送ガンと呼ばれる種類のもので 塗料をかなり細かい粒子で出せる為
飛散が少なく済みます
南面最上部 4段目からスタート
透明なので色はつきませんが濡れた色になり艶が出ます
西面も最上部4段目からスタート
西面 南面 下塗1回目が完了
鼻隠し板は外壁とは別種の材料で仕上げるので
外壁塗料が付着しないように養生
当初から採用予定だったダイナミックプラサフを準備
広い面はローラー塗りしますが四隅や窓の周囲など
ローラーでは塗布できない部分を以前までは刷毛で塗っていたのですが
地味に時間を要すので 2年位前から ここを吹付けで終わらせる方法を
採用しております。
塗布作業は圧倒的に早いですが、その分 養生に少し手間を要すのと
機械のセット 片付けに時間を要すんで相殺すると 時間的には
なんとも言えない部分がありますが、吹付けの場合 窓周囲などの
養生を剥がした時の塗り分けるラインがなんとも言えぬ美しさで仕上がるんです
屋上部分も同様に下塗
屋上部分の木目調サイディングは 透明の下塗はしてませんので これが下塗になります
こういう細かい所は刷毛で塗ると 特に時間かかる上に雑な人がやると
汚くなったりしますが吹付けだと秒殺で奇麗に仕上がります
前回塗装してある北面は既に表面がツルっとしているのでドロドロ系の
ダイナミックプラサフではなく 粘度の低いシーラーを使用します
北面は細部だけでなく全面吹付しました
外壁のコーナー部分は 負荷がかかり こういう風に割れてきます。
ここは掘ったり削ったりできないとこなので見積り時にL字型の金物を取り付ける案も
出したのですが 美観上おかしくなるかな?という事で却下。
気休めかも知れませんが隙間にシーリングを詰めました
少し時間が余ったので屋上部分の外壁のローラー塗り
材料をたっぷりと乗せておき
ローラーでは入りにくい凹み部分を刷毛で塗りこみ
再度ローラーで模様を整えます。
が、、、けっこう粘度の高い材料なのでローラー塗り特有の しわしわ模様がつきます
これを「ローラーマーク」と呼び 吹付け面と比べると なんか違和感を感じました
試し塗りの時は 毛の短いローラーだったので全然気にならなかったのですけどね
ローラーにも長い毛足のものと短い毛足のものまで数種類あり短くなる程
ローラーマークは出にくくなるかわりに作業性悪化と膜厚がつきにくくなります。
上塗りかけたら目立たないかな~ いや目立つかな~ どうしようかな~
あれこれとかなり迷った結果ローラー塗りは屋上部だけで止めて
残りは全部吹付けする事にしました
ただ ローラー塗りの利点は こういうちょっとした隙間や凹凸が
吹付より なめらかになり 埋まりやすくもなるので
凹凸あばた部 と 角部のみローラー捨て塗り 後 吹付け という仕様に決定
【5月19日 外壁塗装 下塗 上塗】
エコキュートの裏側の事をうっかり忘れていました。
この裏は吹付けだと塗装できないんで ローラーで塗りますが 水性カチオンシーラーは
昨日持って帰ってしまったんで
ダイナミックプラサフを塗布
膜厚のつきにくい角部に先行してローラー塗布
あばた部にも捨て塗り
ダイナミックプラサフは1缶15㌔に対して3%の水 450グラムの
希釈を行い 充分に攪拌します
吹付けのガンは低粘度~高粘度まで3通りあり 噴出する穴の大きさが違います
3%の希釈でも比較的ドロドロなので 最も穴の大きい高粘度用を使用
コンプレッサーもAC電源のものだとエアー不足になるんで
ガソリンエンジン式のものに変更
凹凸サイディングのほうも下塗
真っ白に仕上げる位の気持ちで たっぷり気味に塗布
角っこは さらにもう1回塗布
サフェーサーなど粘度の高い材料は粒子が荒く大きく これまで使用していた
ポンプ式の吹付機械だと手が真っ白になっていましたが
作業開始~3時間位経過した 右手の状態です▼
玄関インターフォン穴は遠くから見れば わからないくらい?
と思うんですが、、多分
下塗が完了した後 軒裏の塗装を行います
アクリル樹脂系の艶消し塗料を使います
似た色なので わかりにくいです。
紫外線 雨のあたらない軒裏は劣化する事がほぼ無いので、白っぽい系統の
色の場合 基本的には1回塗りでいつも終わらせております。
玄関上部の軒裏です。 M様宅はバルコニー上部 バルコニー下部
玄関上部 の3カ所しかなく 楽に完了しました。
終業まで2時間位あるので昨日下塗完了している北面に
上塗1回目をかけておく事にしました
コードレスの吹付けマシンを使用します
仕上げよりだいぶ薄い色です
屋上部分の狭い壁面も上塗1回目
北面&屋上部の上塗1回目が完了。 ここの角部のシーリングで
シーリング+塗膜の付着性を確認してみました
下塗の時は表面が さらってしていて テープの食いつきが やや弱い感じですが
上塗をかけると ベタっとしてテープの付きが強くなるんで 付着の本質?を
問われると思われます
ここはプラチナシール+シープラ+ダイナミックプラサフ+上塗
問題なさそうでホっとしました。
が、、、水性カチオンシーラー側は壁面にはOKですが
シーリング面には 微妙に悪い(-_-)
【5月20日 外壁上塗 他】
軒裏と壁面は色が違うんで 塗り分けの見切り線を出す為 マスキング貼り
刷毛 ローラー塗りの場合は これで終わりなんですが吹付けの場合
ナイロンで覆う必要があります
その後 木目調サイディングの上塗1回目 屋上部からスタート
南面上段 乾燥の早い塗料なんで 変に乾かして塗りつなぐと そこだけ艶が増して
ムラになる気がするんで 横目地を見切りとして ここまでは乾かさないように
足場1スパンずつ 登ったり下りたりしながら塗り進めていくんで
吹付けですが以外と時間かかります。
南面 中段
バルコニー壁面等 一気に塗れる面は とても楽です。
西面も同様 横目地見切りで 塗りつなぎます
吸い込みムラが起きないよう 余分に下塗して たっぷりとサフェーサー
いって 気を使ったつもりですが、、、乾燥した状態で 真下から真上に
水平に見上げると うわぁあぁ 出てます(-_-) 吸い込みムラ、、、▼
職人用語で この状態を「睨んでる」と表現しますが まさに睨んでます
西面はそうでもなく南面が やけに睨んでいるんで
同じ色で上~下まで さらにもう1回塗っておきました
乾燥した状態で真下から見上げると だいぶ睨みは消えたようです。
この後 ジェットブラックをまるっともう1回塗ればさらに消えるでしょう(^^)
凹凸サイディングも上塗1回目 これも仕上げ色より やや白っぽい色です
西面も やや睨み気味だったので 凹凸サイディングで使って余った上塗1回目の色と
木目調サイディングの上塗1回目の余りを混ぜて
西面も全面上塗2回目を塗布する事にしました
ここはプラチナシール+SPパワーシーラー+ダイナミックプラサフ+上塗
付着性全く問題無し ガチガチです
次回は 木目調サイディングの上塗を行います
昨日2回目のパテ付けした部分にカッターで切り込みを入れたりした後
サンドペーパーで研磨した状態です。
郵便受けにカバー
昨日 シーリング面等の下塗をしたのが右側の材料で 外壁下塗には左側を使用する
予定でしたが 木目調サイディング表面がザラザラしていて塗料を吸い込む感じが
強いな~ と昨日感じました。この吸い込む感じを止めておかないと
特に広い面(南面 西面など)の場合に仕上がりに悪影響を及ぼす事が多く
仕上げの段階でムラがでた場合 もうどうしようもありません。
なので下地の段階で、ある程度吸い込みを止めるべく 予定外ですが
昨日使用した透明の下塗を 南面 西面は全面塗布する事にしました。
吹付けする事にしました。 コンプレッサーで圧縮空気を作りエアータンクに溜めます
加圧タンクに塗料を入れて タンク内にエアーを送る事で内部を加圧し
塗料ホースに送られ ガンから塗料が噴射します。
圧送ガンと呼ばれる種類のもので 塗料をかなり細かい粒子で出せる為
飛散が少なく済みます
南面最上部 4段目からスタート
透明なので色はつきませんが濡れた色になり艶が出ます
西面も最上部4段目からスタート
西面 南面 下塗1回目が完了
鼻隠し板は外壁とは別種の材料で仕上げるので
外壁塗料が付着しないように養生
当初から採用予定だったダイナミックプラサフを準備
広い面はローラー塗りしますが四隅や窓の周囲など
ローラーでは塗布できない部分を以前までは刷毛で塗っていたのですが
地味に時間を要すので 2年位前から ここを吹付けで終わらせる方法を
採用しております。
塗布作業は圧倒的に早いですが、その分 養生に少し手間を要すのと
機械のセット 片付けに時間を要すんで相殺すると 時間的には
なんとも言えない部分がありますが、吹付けの場合 窓周囲などの
養生を剥がした時の塗り分けるラインがなんとも言えぬ美しさで仕上がるんです
屋上部分も同様に下塗
屋上部分の木目調サイディングは 透明の下塗はしてませんので これが下塗になります
こういう細かい所は刷毛で塗ると 特に時間かかる上に雑な人がやると
汚くなったりしますが吹付けだと秒殺で奇麗に仕上がります
前回塗装してある北面は既に表面がツルっとしているのでドロドロ系の
ダイナミックプラサフではなく 粘度の低いシーラーを使用します
北面は細部だけでなく全面吹付しました
外壁のコーナー部分は 負荷がかかり こういう風に割れてきます。
ここは掘ったり削ったりできないとこなので見積り時にL字型の金物を取り付ける案も
出したのですが 美観上おかしくなるかな?という事で却下。
気休めかも知れませんが隙間にシーリングを詰めました
少し時間が余ったので屋上部分の外壁のローラー塗り
材料をたっぷりと乗せておき
ローラーでは入りにくい凹み部分を刷毛で塗りこみ
再度ローラーで模様を整えます。
が、、、けっこう粘度の高い材料なのでローラー塗り特有の しわしわ模様がつきます
これを「ローラーマーク」と呼び 吹付け面と比べると なんか違和感を感じました
試し塗りの時は 毛の短いローラーだったので全然気にならなかったのですけどね
ローラーにも長い毛足のものと短い毛足のものまで数種類あり短くなる程
ローラーマークは出にくくなるかわりに作業性悪化と膜厚がつきにくくなります。
上塗りかけたら目立たないかな~ いや目立つかな~ どうしようかな~
あれこれとかなり迷った結果ローラー塗りは屋上部だけで止めて
残りは全部吹付けする事にしました
ただ ローラー塗りの利点は こういうちょっとした隙間や凹凸が
吹付より なめらかになり 埋まりやすくもなるので
凹凸あばた部 と 角部のみローラー捨て塗り 後 吹付け という仕様に決定
【5月19日 外壁塗装 下塗 上塗】
エコキュートの裏側の事をうっかり忘れていました。
この裏は吹付けだと塗装できないんで ローラーで塗りますが 水性カチオンシーラーは
昨日持って帰ってしまったんで
ダイナミックプラサフを塗布
膜厚のつきにくい角部に先行してローラー塗布
あばた部にも捨て塗り
ダイナミックプラサフは1缶15㌔に対して3%の水 450グラムの
希釈を行い 充分に攪拌します
吹付けのガンは低粘度~高粘度まで3通りあり 噴出する穴の大きさが違います
3%の希釈でも比較的ドロドロなので 最も穴の大きい高粘度用を使用
コンプレッサーもAC電源のものだとエアー不足になるんで
ガソリンエンジン式のものに変更
凹凸サイディングのほうも下塗
真っ白に仕上げる位の気持ちで たっぷり気味に塗布
角っこは さらにもう1回塗布
サフェーサーなど粘度の高い材料は粒子が荒く大きく これまで使用していた
ポンプ式の吹付機械だと手が真っ白になっていましたが
作業開始~3時間位経過した 右手の状態です▼
玄関インターフォン穴は遠くから見れば わからないくらい?
と思うんですが、、多分
下塗が完了した後 軒裏の塗装を行います
アクリル樹脂系の艶消し塗料を使います
似た色なので わかりにくいです。
紫外線 雨のあたらない軒裏は劣化する事がほぼ無いので、白っぽい系統の
色の場合 基本的には1回塗りでいつも終わらせております。
玄関上部の軒裏です。 M様宅はバルコニー上部 バルコニー下部
玄関上部 の3カ所しかなく 楽に完了しました。
終業まで2時間位あるので昨日下塗完了している北面に
上塗1回目をかけておく事にしました
コードレスの吹付けマシンを使用します
仕上げよりだいぶ薄い色です
屋上部分の狭い壁面も上塗1回目
北面&屋上部の上塗1回目が完了。 ここの角部のシーリングで
シーリング+塗膜の付着性を確認してみました
下塗の時は表面が さらってしていて テープの食いつきが やや弱い感じですが
上塗をかけると ベタっとしてテープの付きが強くなるんで 付着の本質?を
問われると思われます
ここはプラチナシール+シープラ+ダイナミックプラサフ+上塗
問題なさそうでホっとしました。
が、、、水性カチオンシーラー側は壁面にはOKですが
シーリング面には 微妙に悪い(-_-)
【5月20日 外壁上塗 他】
軒裏と壁面は色が違うんで 塗り分けの見切り線を出す為 マスキング貼り
刷毛 ローラー塗りの場合は これで終わりなんですが吹付けの場合
ナイロンで覆う必要があります
その後 木目調サイディングの上塗1回目 屋上部からスタート
南面上段 乾燥の早い塗料なんで 変に乾かして塗りつなぐと そこだけ艶が増して
ムラになる気がするんで 横目地を見切りとして ここまでは乾かさないように
足場1スパンずつ 登ったり下りたりしながら塗り進めていくんで
吹付けですが以外と時間かかります。
南面 中段
バルコニー壁面等 一気に塗れる面は とても楽です。
西面も同様 横目地見切りで 塗りつなぎます
吸い込みムラが起きないよう 余分に下塗して たっぷりとサフェーサー
いって 気を使ったつもりですが、、、乾燥した状態で 真下から真上に
水平に見上げると うわぁあぁ 出てます(-_-) 吸い込みムラ、、、▼
職人用語で この状態を「睨んでる」と表現しますが まさに睨んでます
西面はそうでもなく南面が やけに睨んでいるんで
同じ色で上~下まで さらにもう1回塗っておきました
乾燥した状態で真下から見上げると だいぶ睨みは消えたようです。
この後 ジェットブラックをまるっともう1回塗ればさらに消えるでしょう(^^)
凹凸サイディングも上塗1回目 これも仕上げ色より やや白っぽい色です
西面も やや睨み気味だったので 凹凸サイディングで使って余った上塗1回目の色と
木目調サイディングの上塗1回目の余りを混ぜて
西面も全面上塗2回目を塗布する事にしました
ここはプラチナシール+SPパワーシーラー+ダイナミックプラサフ+上塗
付着性全く問題無し ガチガチです
次回は 木目調サイディングの上塗を行います