2018年03月06日

【4】3月6日 シーリング撤去(1名)

昨日は雨が降ったり 止んだりというような1日でしたのでお休みさせて頂きました。
本日は 目地の シーリング=コーキング の撤去を主に行いました。

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南面は特に激しく破断しております
▼の隙間だけボンドのようなもので埋めて処置完了
というようなお手軽な施工を行う業者も そこそこな割合で存在しますが
かなり気休めだと思うので 今回は縦目地については既存を撤去
新規打ち替えを行いたいと思います。

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縦樋の裏側に縦目地が存在するというのは大変よくあるパターンでして
この状態でも既存撤去 打ち替えは できなくはないですが、大変やりにくいので
「確実な施工」という観点から考えると 樋は無いほうが良いです。

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なので 取り外すべく 根元を切断
(後で専用のジョイントパーツで復旧します)

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バンドのロックを解除

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オープンな状態にします。

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いつもなら この後 ▼左側の矢印の部分をクルクルと回したりして
まるっと外す事ができるのですが、両矢印部分が樋用の接着剤で
無意味にガチガチに接着されておりました(-_-;)   ここの部分は後で
ジョイントするのが恐らくかなり困難と判断した為 ▼の樋の裏側10cm位の
シーリングは諦めました。

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↑ のような箇所が北面屋根の上にもありましたが、ここは
後でジョイントが どうにか出来そうだったので、途中から切断して
取り外す事ができました。

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この状態であれば 確実な仕事が可能です。

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外した縦樋は 場所によっては、足場にくくりつけたりしています。

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なんでもかんでもガチガチに接着しなければ良いのに、、、
と どのお宅でも いつも思うのですが、新設時の板金屋さんは 飛んだり
漏れたりしなければ良いという考えで、
後々のメンテナンスの事までは考えてくれないのです(-_-;)

という訳で、樋を切って移設して 復旧という一連の作業だけで半日以上の
時間を潰してしまうのですね~。



10時前あたりから 撤去開始。

回転する電動工具に切断用の刃物を装着して、右 左 両サイドに切り込みを入れます。
以前まではカッターで切っていたんですが、こちらのほうが、界面に潜り込んで
切断するので 取り残しが少なく済みます。

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切れ目を入れた後 ペンチで引っ張って抜き取ります。

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このあたりからが、見積り時に 資料をお見せして解説した部分です。
取り残しの少なく済む 専用の工具を使用しても、刃が磨り減ったり 刃の当てる角度等
によって、薄く古いシーリング層が残ります。(グレー色の部分です)

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予算 工期 認識 性格 いろんな要因があり
世の中の9割以上の人達が ↑ のレベル位で撤去完了 という事なのですが
古いシーリング層(新設時のシーリング)が 断面に確実に付着しているという
保証があれば、このまま残しておいても良いのですが、なんとも言えないところで

マニュアル通りにやろうとすると、古いものは完全に撤去してしまい
サイディングの断面を露出させたいところなので
これも研磨用の電動工具を用いて 削り落としていきます。

20180306_101040


↑ より もうちょっと わかりやすい写真です

20180306_101413

↑ 以前までは 上記の削り落としをカッターや手工具などを使用して
地道に行っていたのですが、非常に時間と労力を要しますので、精度を犠牲にせず
スピーディに行えて 且つ 粉塵 騒音の少ない方法は無いものか と
削り落としの国内第一人者(多分)の 曽根塗装店さん/横浜市 と ああじゃない こうじゃない
と言いながら 大袈裟ですが共同開発? した方法で行いました。
「SHサンディングシステム」と命名します(^^;
ほぼ完全なる撤去をゴールとした場合に これ以上の方法は無いだろう と思うのですが
これまでの数年間 あれこれ試行錯誤した労力の集大成となるので
一般公開での工事記録では SHサンディング の写真の公開は控える事にしました。


シーリングの邪魔をするのは、樋だけではなく、格子も干渉していたので
とりあえず下部のみ取り外しておきました。(後日全て外します)
*不安定な状態ですので、南面2階の格子は触らないでください。

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撤去しながら壁をコンコンと叩いてみて パカパカする部分は
後でビス締めを行う目印としてテープを貼っておきます。

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10時前~15時半あたりまで ひたすら切って削って 北面(玄関面)を除く
南 西 東 の3面の撤去&断面削りが完了。  その後強風の出る工具で
内部の埃を吹き飛ばします。

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残った時間でパカパカ部分の補強を行うべく 下穴を開けます。

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ビス頭を沈める為の広浅の穴もあけておき

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いつも通り下地(木材)にむけて ビスを打ち込んでみたところ
途中から入らない、、、、よく考えたら 鉄骨のお宅でしたので、
鉄骨用のドリルじゃないと駄目なようで、本日持ち合わせておらず
帰りにホームセンターで購入するとして これは後日として

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マスキング貼りを半分くらい進めておきました。

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木曜日が雨との事なので、本日撤去した3面を明日(水曜日)
に埋めておきたいと思います。  









hojyotosouten at 23:26コメント(0)津久見市K様 外部塗装工事  

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