2017年01月20日
【9】付帯物塗装 | 臼杵市洲崎 KA様邸 塗装工事
29年1月19日 「2名」 累計19人|予測22人
今日は夜露がおりてなかったので、朝から屋根絡みの仕事をする事にしました。
瓦そのものは陶器瓦なので塗装の必要はありませんが
トタン部分は塩ビ皮膜処理されているタイプのものなので 塗る事で素材の寿命を
伸ばす効果があるのかどうなのか 微妙なところです。
今回 ここについては見積りには入れておりませんでしたが、せっかくなので
やっておく事にしました。
まずはいつも通り サンドペーパーでガシガシこすって小傷を入れていきます。
これを相方にお任せ。
私は別の用事 塩ビ部分等に 相性の良い2液型の下塗を準備
軒裏の塗装との絡みがあったので 鼻隠し板の 裏側と下端は 下塗を済ましておいたのですが
ベタ面は 間にあいそうになかったので未塗布の状態でした。
なので 朝一番 まずはここに塗布
ちなみに、、鼻隠し板と雨樋の隙間が 1センチあるかないかという
すごい狭さです。 この状態だと鼻隠し板の奥のほうと雨樋の裏側部分は
塗れませんので、当方の場合 雨樋を切断して取り外して作業する事が多いです。
ただ今回の雨樋は、金具が樹脂で出来ており 取付方法も少々特殊で
形状も特殊な為 無理に外さないで 塗れる範囲で行う事にしました。
見える範囲しか施工出来ませんが 雨や紫外線が当たらない部分なので
全く害はありません。(気分的には取り外したいところですが、、)
飾り枠内側の壁面の色が上塗1回目の色でOKという事でしたので
その後 上塗2回目を 同色で塗布
相方のトタンのケレンがお昼までに終わりそうになかったので
私も 10時休憩の後 参加する事にしました。
形状が複雑なので確かに手間かかります、、
アルミの換気棟も一緒に塗る事にしましたのでこれもスリスリ
捨て谷もスリスリ
結局 相方=朝~12時まで 私=10時過ぎ~12時まで
という労力を要しました。 ささぁぁっと済ます方法の場合 1人で1時間もかからず
終わらせる事も出来ます。
ちなみに 業界裏話ですが、ハウスメーカーの見積り書の項目にも
ちゃんと「ケレン処理」という項目が記載されてあります。
さらに施工報告として工程写真も提出する必要もあります。
但し、、手間一式で請け負っている末端の職人は KA様宅位の規模であれば
材料支給で20万円位しか実行予算が出てないのが現実ですから
職人2名で 実働6日(12人)位で完了させなければ赤字になります。
なので まともな事は出来ないのですが、施主に写真提出義務があるので
2~3枚 こすっておいて写真だけ撮影して あとはそのまま塗っちゃう
という裏ワザを使うそうで、現場監督もそれを容認しているケースが
多いらしいです。
ケレンの際に生じた埃を 強風の出る機械で清掃
その後 先程 鼻隠し板にも使用した 下塗を塗布。
屋根絡み作業を行っている時 1枚瓦を割ってしまいました、、、
差し替えようと思い 奥様に聞いてみたところお座敷の畳の下の床下収納に
しまってある事がわかったので、畳を外して 瓦の予備を数枚頂きました。
割ってしまい差し替え というのは毎度の事なので なんのことはないと
差し替えようとすると、、どうやらステンレスビスで固定してある事がわかりました。
釘固定の場合 簡単なのですが かなり厄介です。
方法としては欠けた瓦を1枚叩き割って ネジだけの状態にして
そのネジをニッパーや バール等を用いて切断した後 新規の瓦を差込み
という方法しか無いと思うのですが いささか不安でしたので
瓦の下部にトタンを差し込んでおき 欠けた破片を 強力な接着剤で固着
(仮に接着部が破断しても 下部に水切りトタンが入ってあるので大丈夫)
という妥協案もあるのですが、、どうしようか悩んでおりました。
とりあえず、割れた部分は雨降っても問題無いように 養生しておき
対策を考える事にしました。
帰ってから知人の瓦業者に聞いてみたところ
ビス止め瓦の場合 やはり叩き割って交換するらしいです。
別に全く難しいもんじゃないよ~ と言っていたので 明日 その方法で
差し替えようと思っておりましたが、ご主人様がメーカーに
連絡して頂ける との事でしたので、お手数おかけしますが
お任せしたいと思います。
作業のほうは 付帯物の上塗を準備 2液型タイプの
シリコン樹脂塗料になります。
既存は濃いグリーン色でしたが 経年で色褪せていたので 褪めてない部分
に色見本をあわせて発注しました。
グリーン系は艶があると派手な印象になるので 3分艶にしておきました。
塗布直後はこういうツヤツヤしてますが乾燥と共に艶消しになります。
次回もこの続きです。
今日は夜露がおりてなかったので、朝から屋根絡みの仕事をする事にしました。
瓦そのものは陶器瓦なので塗装の必要はありませんが
トタン部分は塩ビ皮膜処理されているタイプのものなので 塗る事で素材の寿命を
伸ばす効果があるのかどうなのか 微妙なところです。
今回 ここについては見積りには入れておりませんでしたが、せっかくなので
やっておく事にしました。
まずはいつも通り サンドペーパーでガシガシこすって小傷を入れていきます。
これを相方にお任せ。
私は別の用事 塩ビ部分等に 相性の良い2液型の下塗を準備
軒裏の塗装との絡みがあったので 鼻隠し板の 裏側と下端は 下塗を済ましておいたのですが
ベタ面は 間にあいそうになかったので未塗布の状態でした。
なので 朝一番 まずはここに塗布
ちなみに、、鼻隠し板と雨樋の隙間が 1センチあるかないかという
すごい狭さです。 この状態だと鼻隠し板の奥のほうと雨樋の裏側部分は
塗れませんので、当方の場合 雨樋を切断して取り外して作業する事が多いです。
ただ今回の雨樋は、金具が樹脂で出来ており 取付方法も少々特殊で
形状も特殊な為 無理に外さないで 塗れる範囲で行う事にしました。
見える範囲しか施工出来ませんが 雨や紫外線が当たらない部分なので
全く害はありません。(気分的には取り外したいところですが、、)
飾り枠内側の壁面の色が上塗1回目の色でOKという事でしたので
その後 上塗2回目を 同色で塗布
相方のトタンのケレンがお昼までに終わりそうになかったので
私も 10時休憩の後 参加する事にしました。
形状が複雑なので確かに手間かかります、、
アルミの換気棟も一緒に塗る事にしましたのでこれもスリスリ
捨て谷もスリスリ
結局 相方=朝~12時まで 私=10時過ぎ~12時まで
という労力を要しました。 ささぁぁっと済ます方法の場合 1人で1時間もかからず
終わらせる事も出来ます。
ちなみに 業界裏話ですが、ハウスメーカーの見積り書の項目にも
ちゃんと「ケレン処理」という項目が記載されてあります。
さらに施工報告として工程写真も提出する必要もあります。
但し、、手間一式で請け負っている末端の職人は KA様宅位の規模であれば
材料支給で20万円位しか実行予算が出てないのが現実ですから
職人2名で 実働6日(12人)位で完了させなければ赤字になります。
なので まともな事は出来ないのですが、施主に写真提出義務があるので
2~3枚 こすっておいて写真だけ撮影して あとはそのまま塗っちゃう
という裏ワザを使うそうで、現場監督もそれを容認しているケースが
多いらしいです。
ケレンの際に生じた埃を 強風の出る機械で清掃
その後 先程 鼻隠し板にも使用した 下塗を塗布。
屋根絡み作業を行っている時 1枚瓦を割ってしまいました、、、
差し替えようと思い 奥様に聞いてみたところお座敷の畳の下の床下収納に
しまってある事がわかったので、畳を外して 瓦の予備を数枚頂きました。
割ってしまい差し替え というのは毎度の事なので なんのことはないと
差し替えようとすると、、どうやらステンレスビスで固定してある事がわかりました。
釘固定の場合 簡単なのですが かなり厄介です。
方法としては欠けた瓦を1枚叩き割って ネジだけの状態にして
そのネジをニッパーや バール等を用いて切断した後 新規の瓦を差込み
という方法しか無いと思うのですが いささか不安でしたので
瓦の下部にトタンを差し込んでおき 欠けた破片を 強力な接着剤で固着
(仮に接着部が破断しても 下部に水切りトタンが入ってあるので大丈夫)
という妥協案もあるのですが、、どうしようか悩んでおりました。
とりあえず、割れた部分は雨降っても問題無いように 養生しておき
対策を考える事にしました。
帰ってから知人の瓦業者に聞いてみたところ
ビス止め瓦の場合 やはり叩き割って交換するらしいです。
別に全く難しいもんじゃないよ~ と言っていたので 明日 その方法で
差し替えようと思っておりましたが、ご主人様がメーカーに
連絡して頂ける との事でしたので、お手数おかけしますが
お任せしたいと思います。
作業のほうは 付帯物の上塗を準備 2液型タイプの
シリコン樹脂塗料になります。
既存は濃いグリーン色でしたが 経年で色褪せていたので 褪めてない部分
に色見本をあわせて発注しました。
グリーン系は艶があると派手な印象になるので 3分艶にしておきました。
塗布直後はこういうツヤツヤしてますが乾燥と共に艶消しになります。
次回もこの続きです。