大分の塗装職人（店主）による「よくあるペンキ屋HP」には書けない超具体的な塗替え工事記録

27年11月3日（火）　「2名」　累計25.6人｜予測32人


本日は祝日だと知りませんで出勤。2名で　ひたすら外壁を塗りまくり　という1日でした。
まずは、昨日の続きで3×10板外壁部分の上塗2回目（仕上げ）　私＝細部刷毛塗り　相方＝ベタ面ローラー塗り
と分業で塗り進めていきます　フラットな外壁なのでスイスイ進み　10時頃に完了




その後　レンガサイディング部分の上塗1回目に着手。
↑　に比べて凹凸の多い模様で　凹み部分に塗り落としの無いよう進める為
1.5倍くらい　時間と材料を消費します。




レンガ模様は消えて無くなりました。




キリが悪かったので　遅ご飯にする事にして　12時40分頃に上塗1回目が完了。


午後からはレンガ部分の上塗2回目に移ります。　　これも3分艶で発注しております。




通常の塗装工程の場合は　これで仕上げ　となるのですが、
今回の場合は　これが凹凸の凹み部分（目地色）　になります




上塗1回目と2回目に色差を出しているので、凹み部分も確実に２回塗る必要が出てきます。
塗布量が少ないと　かすれたり塗り落としが多数出てくるので、こまめに材料を壁面に配りながら
進めていきます故　それが塗膜の厚み確保に繋がります。
逆に　ごく一般的な上塗1回目　2回目　同色施工の場合、凹み部分は1回だけ塗れていればOK
細部刷毛塗りも１回でOKとなりますので
▼動画の半分強位の　時間と材料消費量で済む訳です。









上塗2回目も２名で　ひたすら塗り続け　途中で相方に残りを任せ　私は丁度　祝日で　いらしていたH様に
２色塗りの感じを確認してもらうべく　１部に試し塗りをしてみました。こんな感じです。



見積り時に解説した通り　既存は多色混合されたレンガ風サイディングで、この風合いを　そのまま再現する
には　「透明のクリアー塗装」しかありません　が、クリアーは　安く済むが　欠点もある事も説明
検討した結果、グラデーション感は消えてしまうものの　無難な２色塗りに決定。




が、、、しかし、少々面白みに欠けるよなぁ、、と、最近　寝る前に考えていた事を　やってみる事にしました。

レンガ部発注色をベースに　白　黄色　他を混合して　濃淡が出そうな感じの色をもう１色作成。




これをローラーに半分位ずつ　含ませて　そぉっと転がしてみましたが、馴染んでしまい
いまひとつ２色塗りと差がわからないので、①発注色を普通通りに２色塗り　　乾燥後に
②作成色を、ふわぁぁぁっと　かすれるように塗布してみたのが▼です。



あまり露骨に変化しすぎても　わざとらしいので、ある程度の近距離から見て　
３色使ってるんだな　と　わかるくらいの濃淡（私のさじ加減）　で　明日　やってみたいと思います。

なんか面白そうな感じがします。