大分の塗装職人（店主）による「よくあるペンキ屋HP」には書けない超具体的な塗替え工事記録

27年10月29日（木）　「2名×1.1」　累計19.1人｜予測32人


本日は夜露が　おりてなかったので　朝から屋根塗装を行えそうだったのですが　念の為　10時頃までは
天日干ししておきたかったので、その間　床面メインで　養生の続きを行いました。










屋根塗装と絡む煙突部分も養生




軒先の瓦を吹き付けする際に　ミストが建物側に巻き込まないように　雨樋から足場の手摺にむけて
傘みたいにしておきます。







３０㌢のスパンはﾒｯｼｭｼｰﾄを張ってなかったので、ここも養生




10時休憩後　相方には袖瓦のみ刷毛塗りしておいてもらいます。




その間　私は機械のセッティング。　　通常は右側のポンプ式の機械1台で吹き付けを行うのですが
飛散が少ないように低い圧力で行おうとすると、塗料が排出されにくく　途中で目詰まりしたりします
なので　圧力を上げないといけないのですが、そうするとやはり　けっこう飛散します。

なので今回は　左側の機械でエアーを送り　右側の機械で送られてきた塗料をエアーで包み込みながら
塗布できる　という謡い文句の　エアカーテン方式　を採用することとしました。
これの場合　低い圧力でもスムーズに塗布できて　確かに飛散は少なくなるのですが




ホースを2本繋げないといけませんので　セッティングと　片付けが　かなり面倒臭いです。




近隣の車にカバーをかけます。　　ここは絶対大丈夫だろう　という距離のお宅まで
念のためかけておきました。




材料を攪拌　　仕上げ色は　「マルーン」ですが上塗1回目は「チョコレート」です。




私は腰痛で厳しいので　相方にお任せしました。






圧力をあげて　ガンを離して吹けば一度に多くの面積を塗布出来てスピードはあがりますが
そのぶん飛び散る量も増えますので　極力対象物にガンを近ずけて　極めて低圧で行います
多少時間を要しますが、刷毛塗りで行うよりも、5倍位？　は早いです。



15時頃に1回目が完了


上塗1回目を相方が行っている間　私は養生の続き







上塗1回目と上塗2回目までの乾燥時間は2時間とカタログに書いてあったので
15時休憩後　2回目（仕上げ塗料）のセッティング




1回目と同様に　端っこの瓦のみ刷毛塗り




で、同様の順路で吹き付け




塗布直後は艶がありますが乾くと　マットな艶消しになります









屋根塗装（吹き付け）は完了。　　片付け等で18時半頃までかかりました、、、
次回は養生の続きと　外壁の下塗を予定しております。