大分の塗装職人（店主）による「よくあるペンキ屋HP」には書けない超具体的な塗替え工事記録

10月17日　雨戸，樋，その他（人員2名）【累計30.5人工】

今日も朝から快晴です。8時20分頃に到着



昨日の続きで雨戸の塗装工程のため、一旦取り外します



そしてゴシゴシ目荒しをしていきます。



目荒し最中ビデオ　↓　左手にカメラを持ち、右手で研磨　↓



2～3往復でさっと済ませた状態との比較



到着～資材の準備など終えて、確か8時40分～こすり始めて、1枚終わったのが9時20分



日光のあたらない部分は、ホコリの類が湿気で固まり、こびりついてますので、そういう羽根部分は
研磨力の強いサンドペーパーでこすります



今回は、あまり深い傷はつけられませんが、できるだけこのホコリの粒粒は除去しておきたい所です



10時までで、1枚＋0.8枚くらいの目荒しが終了。手作業なので、けっこうくたびれます。
この大きいサイズの雨戸は合計7枚。残りの5枚は昨日、私が0.7日くらいかけて目荒しを済ましております。
板井氏は、朝から２階の小さい雨戸を４枚こすってました。



10時から、ちょっとだけ残った目荒しを済ませ次の工程へ～
こすった時に出たホコリを飛ばして清潔な状態にしておく為にエアブロー



雨戸の縁はアルミ製で塗らないので、マスキング。
同業の方ならわかると思いますが、面逃げ　で貼ってます。マニアックな人、はこの3倍くらい手間を要す
貼り方をしております。が、、、ここはひとつ、、まぁ普通の貼り方でよかろう。という事で、、、、



板井氏に下準備作業を任せてある間に私は塗料の準備。



曽根さんから教えて頂いた1本2500円の刷毛。「宇宙」　出番がやって来ました！
材料屋さんいわく、500円～1000円前後の刷毛が今時の塗装屋さんの主流で、ホームセンターの100円刷毛
を使い捨てる人も多いらしいので、昔からあるこういう高価な部類の刷毛は滅多に売れないそうです。
私的には腕が無いから道具に頼りたいところです。



スピーディに塗らないとムラになりますので
最中の写真やビデオを撮影する余裕なかったんですが、、↓　上塗り1回目が完了です。





よく見ると、目荒しの傷が見えるんですが、この後2回目を塗れば綺麗に消えると思います



マウスを乗せると画像が変化します　↓

 

2人で塗り進めて14時半頃に雨戸塗りの1回目が完了。
その後、雨樋の塗装にうつります。樋も先日、目荒しでこすっているので、掃除用刷毛で清掃。



そして上塗り。材料は雨戸と同じ2液型弱溶剤シリコン樹脂塗料です



板井氏も同じく。樋全長の7割くらいが完了。



同時に、その他塗り物もできる部分はやっておき、17時半でタイムアップ。



「宇宙」。最高の刷毛です。すごく上達したような気になりました。なんというか、、
滑らか、、その一言に尽きます。やはり仕事は腕じゃなく道具だな。と痛感した1日でした。お終い。