2011年10月12日
23年10月11日(火)津久見市入船ブランコ様宅の記録
10月11日 屋根洗浄(人員2名×0.5)【24.5人工】
今日の記録です。朝から小雨が降っていたので、洗うには最適です。
工事初期に2階の大屋根、1階屋根の北面は洗浄済みですが、瓦下地を改修する際にだいぶホコリが
散っているのと、重なりの部分が若干ずれているはずなので、縦、横の重なりを中心に洗浄
下屋根の南面はまだ洗浄してなかったので通常通り洗います
既に仕上がっている外壁部分などに汚染水が散ってしまうので、最後にすすぎ洗い
1階北面の小屋根は青カビの類が激しいです。妙な油汚れみたいな具合になってました
ノズルを極限まで近ずけてガリガリやっても落ちない部分がありましたので、仕方なく研磨剤で
こすって落としました。その後すすぎ洗いです
こんなに落ちない事ってあるかなー と見てみると、この油っぽい汚れの原因が ↓ これじゃなかろうか?
と思いました。シリコーンシーリングはその部分だけでなく、周囲も汚染して困ります。
洗浄が済んだ直後に瓦を剥いで、下地の状態を確認してみました。
圧力をガンガンあてているので当然水がまわっています。
しかし、水抜き桟木なので、桟木に水がたまる事なく、水抜き穴からちゃんと排水してます。
ここは玄関の庇し部分です。矢印の部分が雨漏れに弱いところです
瓦を撤去した際に、この銅製の庇しにL時型の返し 加工が施してあったか確認したところ、NGでした。
という事は、この木と庇しのちょっとした隙間から水がまわると、そのまま部屋内への雨漏れにつながるので
接合点はシーリングをしておきました。この木の上に下地シートが張ってありますので埋めてもOKです
これがその庇の真下(玄関)です。天井の染みがあるのは数年前の台風の時の雨漏れです。
この部分も、ちゃんと防水できてるかどうか?? わざとガンガン洗ってみました。
それで数分おいて、2階の部屋 1階の部屋 玄関部分 の ポタポタ音(雨漏れ)がないかどうか?
ブランコ様に注意深く確認してもらう事にした結果 ↓ ↓ ↓ ↓
全てパーフェクト! 完全に止まりました。(けっこう心臓に悪かったデス)
ま、そりゃ止まらない訳ないですわな。
今回の瓦下地の件で、実はかなり工程的に打撃を受け数人工ぶんはロスを生じてます。
通常はいっぺんに洗い いっぺんに養生して という具合に1つ1つ工程を終わらせていくほうが
当然段取りが良いので、、、、
イケイケドンドンなお店の場合、途中で雨漏れしても、「どこの家でも洗浄の時は漏るし心配ない」
とかいって、さっさと工事を終わらせる事を考えるでしょうし
実業家的なお店の場合、雨漏れしたのを「ビジネスチャンス!」と考え、4割も5割も利益を残す
追加請求をするかも知れません。
当店でも当然ながら追加費用は頂きますが、終わってみた結果、
職人2人で4日半(9人工×16000円)+(1本4000円くらいのシート×数本+木材費)のみで
材料費も全て販売店の領収書原本を渡す事にしています。
つまり北条塗装店的には、1円の利益も無いどころか、工程ロスを考えると多分2人工ぶんくらいは
厳密に言うと赤字になっています。
それでも今日の洗浄実験が終わった後、ブランコ様が無言でOKサインを出した時に
あぁ、、まぁいっか、、と思えましたし、良い経験になりました。
但し、この 「まぁいっか」 と 「良い経験」 は家に帰ると通用しないんですね、、、、
元請けでやるよりも下請けでやるほうが間違いなく収入良いってのはこのへんにあります。
っという事で今日はお昼までで完了。
今日の記録です。朝から小雨が降っていたので、洗うには最適です。
工事初期に2階の大屋根、1階屋根の北面は洗浄済みですが、瓦下地を改修する際にだいぶホコリが
散っているのと、重なりの部分が若干ずれているはずなので、縦、横の重なりを中心に洗浄
下屋根の南面はまだ洗浄してなかったので通常通り洗います
既に仕上がっている外壁部分などに汚染水が散ってしまうので、最後にすすぎ洗い
1階北面の小屋根は青カビの類が激しいです。妙な油汚れみたいな具合になってました
ノズルを極限まで近ずけてガリガリやっても落ちない部分がありましたので、仕方なく研磨剤で
こすって落としました。その後すすぎ洗いです
こんなに落ちない事ってあるかなー と見てみると、この油っぽい汚れの原因が ↓ これじゃなかろうか?
と思いました。シリコーンシーリングはその部分だけでなく、周囲も汚染して困ります。
洗浄が済んだ直後に瓦を剥いで、下地の状態を確認してみました。
圧力をガンガンあてているので当然水がまわっています。
しかし、水抜き桟木なので、桟木に水がたまる事なく、水抜き穴からちゃんと排水してます。
ここは玄関の庇し部分です。矢印の部分が雨漏れに弱いところです
瓦を撤去した際に、この銅製の庇しにL時型の返し 加工が施してあったか確認したところ、NGでした。
という事は、この木と庇しのちょっとした隙間から水がまわると、そのまま部屋内への雨漏れにつながるので
接合点はシーリングをしておきました。この木の上に下地シートが張ってありますので埋めてもOKです
これがその庇の真下(玄関)です。天井の染みがあるのは数年前の台風の時の雨漏れです。
この部分も、ちゃんと防水できてるかどうか?? わざとガンガン洗ってみました。
それで数分おいて、2階の部屋 1階の部屋 玄関部分 の ポタポタ音(雨漏れ)がないかどうか?
ブランコ様に注意深く確認してもらう事にした結果 ↓ ↓ ↓ ↓
全てパーフェクト! 完全に止まりました。(けっこう心臓に悪かったデス)
ま、そりゃ止まらない訳ないですわな。
今回の瓦下地の件で、実はかなり工程的に打撃を受け数人工ぶんはロスを生じてます。
通常はいっぺんに洗い いっぺんに養生して という具合に1つ1つ工程を終わらせていくほうが
当然段取りが良いので、、、、
イケイケドンドンなお店の場合、途中で雨漏れしても、「どこの家でも洗浄の時は漏るし心配ない」
とかいって、さっさと工事を終わらせる事を考えるでしょうし
実業家的なお店の場合、雨漏れしたのを「ビジネスチャンス!」と考え、4割も5割も利益を残す
追加請求をするかも知れません。
当店でも当然ながら追加費用は頂きますが、終わってみた結果、
職人2人で4日半(9人工×16000円)+(1本4000円くらいのシート×数本+木材費)のみで
材料費も全て販売店の領収書原本を渡す事にしています。
つまり北条塗装店的には、1円の利益も無いどころか、工程ロスを考えると多分2人工ぶんくらいは
厳密に言うと赤字になっています。
それでも今日の洗浄実験が終わった後、ブランコ様が無言でOKサインを出した時に
あぁ、、まぁいっか、、と思えましたし、良い経験になりました。
但し、この 「まぁいっか」 と 「良い経験」 は家に帰ると通用しないんですね、、、、
元請けでやるよりも下請けでやるほうが間違いなく収入良いってのはこのへんにあります。
っという事で今日はお昼までで完了。