2011年09月29日
23年9月27日28日(月 火)津久見市入船ブランコ様宅の記録
9月27日 外壁洗浄,下地調整,一部養生(人員1名)【累計5人工】
更新してるのは今日28日です。昨日はWEB見積りの作成を夜中の3時まで(^^;やっておりましたので
昨日 今日2日分まとめてやります。
昨日は午前中は雨降りでした。板井氏は足首の具合がまだ悪く、私のみでやりました。
まず朝一番にブランコ様宅へ入り、昨日の雨漏れ箇所の最終チェックをやりました。

昨日のアクシデントにより、屋根の洗浄は中断 その後外壁面のみ洗浄しましたが、1階部分が一周残って
いたので、続きをやります。

日当りと植木の関係で、北面や東面は青カビが激しかったです。新築の時の吹き付け塗装は、
年月経つと手で触っただけでポロポロとれてしまうタイプのものでは無く しっかりしてるので
鉄ヘラによる 粒の全撤去は今回はやってません。

が、竜巻回転するノズルを使うと、弱っている粒は落ちてしまいますので、脆弱な粒は洗浄圧力で飛ばして
おく事にしました。 外壁洗浄のビデオ ↓
これほどわかりやすい写真撮れたのは始めてです。

↓ こうい木部に先程の竜巻ノズル使うと木が ぐちゃぐちゃになりますので

通常の直噴ノズルに替えながら洗浄を進めます。右が通常 左がターボ

1人の洗浄の場合、重たいホースを ひっぱったりしながら 且つ 木と外壁とその都度ノズル変えたり
しながら、という具合な為、お昼前くらいまでかかりました。
午後からは、洗浄後湿っていてもOKな工程をやることにしました。
まず、先日クラックに沿って掘った溝に対しての処置です。 ↓

溝をセメントで埋めます。 使用するのは、普通のモルタルよりもかなり高額な製品を使用。
本体の粉末と、水ではなく 専用の液体とを混ぜて使うタイプです

すごく小さい粒子の粉末です

こういう具合にコテ塗りできる粘度に調整しておきます

それとともに、水と混和液とを半々にした液体も作っておきます

その液体を溝周囲に塗り、馴染みを良くしておき


さっきの特殊モルタルをコテ塗り

段差を消すべく、ボカシ

この一連の作業を掘った箇所全てに処置

一番大きく割れていた部分は、幅 深さ ともに大きく掘っているため、コテ塗り1回だけでは
平滑になりにくかったので

後でもう1回コテ塗り。だいぶ良くなりましたが、さらなる微調整の為、後日ペーパー研磨して、
最終調整を施し、その後に周囲と同じ粒粒を吹きつけて、手術完了予定です

多めに材料を練っていたので、ついでにその他欠損箇所の修復に使いました。
角部分がぽこっと欠けていたので

左官屋さんでないので、完全形成は無理ですが、少々無理やりに角を作っておきました

トタンと外壁の接合した部分も、1箇所だけ欠けていたので修繕

こういう箇所も同じく ↓

4時頃にそれらの工程が完了。余った時間で前日洗浄を終えて乾いている2階の窓などのビニール貼り
などを行って完了です。
9月28日 ビニール養生,下地調整(人員2名)【累計7人工】
昨日の寝不足が祟り、睡魔と闘いながら今日のぶんの更新です。なにかと忙しい1日でした。
天気は快晴。 板井氏も足首の不具合から復活

昨日の続きのビニールナイロン貼りからスタートです。 が、、

ここにも天敵のシリコーンが打ってあります。同業の方なら、この「ううっ」ていうダメージがよくわかると
思いますが、こいつは塗料はおろか、養生のテープすら密着しません。
無理やり貼っても、その部分が浮いて、外壁塗るペンキがサッシに にじみこんで、仕上りが汚ならしくなります

なので、テープを貼りたい部分のみカッターで撤去。

それでも薄く残るので、シンナーで拭いて完全除去。これでテープがちゃんと密着します。
ブランコ様宅いわく、こういうのは何かの修繕に来た大工さんがやったらしく、あまり意味の無いところに
あちこちシリコーンを打っています。その為、スイスイ養生が進みませんm(__)m

今回は厚みのつくどろどろした下塗り塗料を使うので、サッシまわりの養生の際は、緑色のガムテープの
上に、赤色の紙テープを重ねてはります。で、どろどろの下塗りが終わったら赤いテープは撤去し、
上塗りをかけます。

これをしないと、↓ こういう風に養生を撤去した際に白いどろどろ下塗りが見えてみっともないです。
↓ は以前施工したお宅ですが、これの手直しにとても時間かかりました。

軒裏には垂木があるのでこれも養生。この木は剥いだ後に専用の塗料を塗りますので、
先程の赤いテープは貼ってませんが、1本ずつ養生。

その他、雨樋や樋金具などの細かい部分も養生。

これは小庇という名称の窓上のトタン製庇し です。

新築の時の塗装業者は これを養生する時、かなり幅広くテープを貼ってる為、余分なとこに
粒粒塗装が はみだしていますので、「あまりにも露骨な箇所のみ」鉄ヘラで こさぎおとしておきます。

その後、サンドペーパー や ブラシなどで、表面を荒らして傷入れて、後で塗る塗料の密着を良くする目荒し

トタンの前面も同様に目荒し

できるだけ外壁側に近いようにテープを貼り、養生

トタン部養生の出来上がりです

その庇しの下の窓はこんな具合に養生

そうこうしてたらお昼になり、瓦ルーフィングを貼りかえる担当の幸さんが到着。

実はこの幸さんは元は左官屋さんで、午前中は嫁さん実家の駐車場増設工事をやってたそうです。

ところどころ腐っている破風板の交換も幸さんにお任せしました

その後、休憩中にしばらく使わない洗浄機を倉庫へ戻し

塗料や道具を積み込みます。その後現場へ戻り、搬入します。

2時半頃材料屋さんも配達に来ました

敷地の端に塗料置き場を作らせてもらいました。

注文していた刷毛も到着。1本2500円くらいする高級品です。曽根さんに教えてもらいました。
今回 雨戸の刷毛塗り があるんで奮発してみました。

さらに、とあるメーカーの水性上塗り塗料サンプル(白)も到着。
これは別の用途で使います

その後、外壁に付着しているシリコーンの処置。このまま外壁塗りをすると、この部分だけ塗料の密着が
悪いため、専用の下塗りをします

2つの液体を4:1で混ぜ合わせて使うシープラという製品です

銀色の部分がシープラ塗布後

エアコンの室外機ホースの部分は、かなりこってりとシリコーンを打ってあったので、パテごと撤去

それでもシリコーンが薄く残るため、同様にシープラ

こういうフードの周囲も塗布

写真撮ってないですが、この他に数箇所ありました。
その後、細かいクラックの補修。

誘発目地の部分も何箇所か割れてたので、打設。

軒下の垂木と外壁の境が開いてきてたので ここにもシーリング

今回、途中で瓦の防水シートを張りかえることになったので、急遽段取り変更で、
下屋根がある 北 東 南 の2階部分の外壁塗装を先に終わらせる事にして、その後 瓦工事をしてもらい
その間に、1階全面と下屋根のない西面に着手する事にしました。
その為、変則的な工程になります
北面養生完了

東面

南面

以上で終わりです
更新してるのは今日28日です。昨日はWEB見積りの作成を夜中の3時まで(^^;やっておりましたので
昨日 今日2日分まとめてやります。
昨日は午前中は雨降りでした。板井氏は足首の具合がまだ悪く、私のみでやりました。
まず朝一番にブランコ様宅へ入り、昨日の雨漏れ箇所の最終チェックをやりました。

昨日のアクシデントにより、屋根の洗浄は中断 その後外壁面のみ洗浄しましたが、1階部分が一周残って
いたので、続きをやります。

日当りと植木の関係で、北面や東面は青カビが激しかったです。新築の時の吹き付け塗装は、
年月経つと手で触っただけでポロポロとれてしまうタイプのものでは無く しっかりしてるので
鉄ヘラによる 粒の全撤去は今回はやってません。

が、竜巻回転するノズルを使うと、弱っている粒は落ちてしまいますので、脆弱な粒は洗浄圧力で飛ばして
おく事にしました。 外壁洗浄のビデオ ↓
これほどわかりやすい写真撮れたのは始めてです。

↓ こうい木部に先程の竜巻ノズル使うと木が ぐちゃぐちゃになりますので

通常の直噴ノズルに替えながら洗浄を進めます。右が通常 左がターボ

1人の洗浄の場合、重たいホースを ひっぱったりしながら 且つ 木と外壁とその都度ノズル変えたり
しながら、という具合な為、お昼前くらいまでかかりました。
午後からは、洗浄後湿っていてもOKな工程をやることにしました。
まず、先日クラックに沿って掘った溝に対しての処置です。 ↓

溝をセメントで埋めます。 使用するのは、普通のモルタルよりもかなり高額な製品を使用。
本体の粉末と、水ではなく 専用の液体とを混ぜて使うタイプです

すごく小さい粒子の粉末です

こういう具合にコテ塗りできる粘度に調整しておきます

それとともに、水と混和液とを半々にした液体も作っておきます

その液体を溝周囲に塗り、馴染みを良くしておき


さっきの特殊モルタルをコテ塗り

段差を消すべく、ボカシ

この一連の作業を掘った箇所全てに処置

一番大きく割れていた部分は、幅 深さ ともに大きく掘っているため、コテ塗り1回だけでは
平滑になりにくかったので

後でもう1回コテ塗り。だいぶ良くなりましたが、さらなる微調整の為、後日ペーパー研磨して、
最終調整を施し、その後に周囲と同じ粒粒を吹きつけて、手術完了予定です

多めに材料を練っていたので、ついでにその他欠損箇所の修復に使いました。
角部分がぽこっと欠けていたので

左官屋さんでないので、完全形成は無理ですが、少々無理やりに角を作っておきました

トタンと外壁の接合した部分も、1箇所だけ欠けていたので修繕

こういう箇所も同じく ↓

4時頃にそれらの工程が完了。余った時間で前日洗浄を終えて乾いている2階の窓などのビニール貼り
などを行って完了です。
9月28日 ビニール養生,下地調整(人員2名)【累計7人工】
昨日の寝不足が祟り、睡魔と闘いながら今日のぶんの更新です。なにかと忙しい1日でした。
天気は快晴。 板井氏も足首の不具合から復活

昨日の続きのビニールナイロン貼りからスタートです。 が、、

ここにも天敵のシリコーンが打ってあります。同業の方なら、この「ううっ」ていうダメージがよくわかると
思いますが、こいつは塗料はおろか、養生のテープすら密着しません。
無理やり貼っても、その部分が浮いて、外壁塗るペンキがサッシに にじみこんで、仕上りが汚ならしくなります

なので、テープを貼りたい部分のみカッターで撤去。

それでも薄く残るので、シンナーで拭いて完全除去。これでテープがちゃんと密着します。
ブランコ様宅いわく、こういうのは何かの修繕に来た大工さんがやったらしく、あまり意味の無いところに
あちこちシリコーンを打っています。その為、スイスイ養生が進みませんm(__)m

今回は厚みのつくどろどろした下塗り塗料を使うので、サッシまわりの養生の際は、緑色のガムテープの
上に、赤色の紙テープを重ねてはります。で、どろどろの下塗りが終わったら赤いテープは撤去し、
上塗りをかけます。

これをしないと、↓ こういう風に養生を撤去した際に白いどろどろ下塗りが見えてみっともないです。
↓ は以前施工したお宅ですが、これの手直しにとても時間かかりました。

軒裏には垂木があるのでこれも養生。この木は剥いだ後に専用の塗料を塗りますので、
先程の赤いテープは貼ってませんが、1本ずつ養生。

その他、雨樋や樋金具などの細かい部分も養生。

これは小庇という名称の窓上のトタン製庇し です。

新築の時の塗装業者は これを養生する時、かなり幅広くテープを貼ってる為、余分なとこに
粒粒塗装が はみだしていますので、「あまりにも露骨な箇所のみ」鉄ヘラで こさぎおとしておきます。

その後、サンドペーパー や ブラシなどで、表面を荒らして傷入れて、後で塗る塗料の密着を良くする目荒し

トタンの前面も同様に目荒し

できるだけ外壁側に近いようにテープを貼り、養生

トタン部養生の出来上がりです

その庇しの下の窓はこんな具合に養生

そうこうしてたらお昼になり、瓦ルーフィングを貼りかえる担当の幸さんが到着。

実はこの幸さんは元は左官屋さんで、午前中は嫁さん実家の駐車場増設工事をやってたそうです。

ところどころ腐っている破風板の交換も幸さんにお任せしました

その後、休憩中にしばらく使わない洗浄機を倉庫へ戻し

塗料や道具を積み込みます。その後現場へ戻り、搬入します。

2時半頃材料屋さんも配達に来ました

敷地の端に塗料置き場を作らせてもらいました。

注文していた刷毛も到着。1本2500円くらいする高級品です。曽根さんに教えてもらいました。
今回 雨戸の刷毛塗り があるんで奮発してみました。

さらに、とあるメーカーの水性上塗り塗料サンプル(白)も到着。
これは別の用途で使います

その後、外壁に付着しているシリコーンの処置。このまま外壁塗りをすると、この部分だけ塗料の密着が
悪いため、専用の下塗りをします

2つの液体を4:1で混ぜ合わせて使うシープラという製品です

銀色の部分がシープラ塗布後

エアコンの室外機ホースの部分は、かなりこってりとシリコーンを打ってあったので、パテごと撤去

それでもシリコーンが薄く残るため、同様にシープラ

こういうフードの周囲も塗布

写真撮ってないですが、この他に数箇所ありました。
その後、細かいクラックの補修。

誘発目地の部分も何箇所か割れてたので、打設。

軒下の垂木と外壁の境が開いてきてたので ここにもシーリング

今回、途中で瓦の防水シートを張りかえることになったので、急遽段取り変更で、
下屋根がある 北 東 南 の2階部分の外壁塗装を先に終わらせる事にして、その後 瓦工事をしてもらい
その間に、1階全面と下屋根のない西面に着手する事にしました。
その為、変則的な工程になります
北面養生完了

東面

南面

以上で終わりです