2011年08月18日

23年8月17日(水)大分県津久見市いし様邸の記録(始まり)

8月17日 施工前の現況報告と今回の仕様

お盆明けにお仕事させて頂く、大分県津久見市の施主様宅です。一応、いし様(仮名)にしております。
築年数15年、サイディング外壁、カラーベスト(コロニアル)屋根のお宅です。

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実は2年ほど前、営業活動に力を注いでた時期(仕事が少ない時期)に塗り替えしませんか?と声をかけた事が
あり、私が投函したチラシもとっておいて頂いたようで、見積り依頼にお伺いしました。
仕様や材料の違う数種類の見積りを提出した後、ご発注のご連絡を頂きました。ありがとうございますm(__)m

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北側の面は日当りの影響で、少し青かびが発生しております。

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全体的に表面の塗膜が風化して粉化してきております。サイディングは塗膜の防水がなくなり
水を吸い込み、放置しすぎると、ボード自体がふやけてきます。そうならない為の手入れ時期の
目安サインが手に白い粉がつく頃という訳です。
目地のシーリングは、全般的に状態は良く、断面から裂けてる。という箇所は今のところ少ないようです。
↓ こういう状況のシーリングについては、黒ずみを抑える処置のみして、そのまま生かす予定です。

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ところが、箇所によっては中央が裂けてます。こういう箇所は撤去⇒打ち替えです

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↓ は南面の最も紫外線があたる箇所のシーリング状態です。こういう箇所も撤去⇒打ち替えです

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相談した結果、目地シーリングについて今回は、劣化の無い箇所はそのまま生かし、
先程の写真のように割れてきている箇所については、撤去&新規打設 という仕様にしました。
当店の工事記録を見ればよくわかると思いますが、同じような築年数のお宅でも、立地条件、新築時の施工
などによって、劣化の仕方が全く違うようです。いし様宅はそう考えると非常に良い状態です。


しかし、今回の大問題は、↓ この破風という部分です。新築時のペンキ屋さんの施工がマズく見事に剥がれて
おります。(予算的に厳しかったのか?) こうなって数年後、その時の業者さんに破風のみ、塗り直しをして
もらったそうですが、それからわずか数年でまた今の状態です。足場を組んで施工したハズですが、
おそらく簡単に下地調整した後に1回塗っただけ。で、クレーム対処されたんだと思います。

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1階と2階の中間のハチマキ状の化粧銅差(帯)も同様です。
塗る前の下地調整という工程は手間(人件費)が多くかかる上に、してもしなくても
入念に行ってもホドホドにやっても、塗った直後は施主様には、わかりません。価格競争になってくると
金額(原価)を下げる為に一番手っ取り早いのが人件費の削減です。業界の現実上仕方ない事ですが、
このような木部や鉄部などは、その代償が年月経過後、特に顕著に症状が現れやすいです。

剥がれたものの上に、また塗っても、また剥がれます。その為、今回はダメな塗装は一旦全て剥がして
リセットする事にします。↓ 帯については、状況によっては交換する可能性もあります。

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カラーベスト屋根は年数相応の劣化具合です。欠けている箇所は、ご主人様が登った時に割った?と
仰ってました。最初の釘の打ち方が悪かったようです

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明日、近隣に挨拶まわりに伺い、金曜日に足場を組立てる段取りになっております。





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