大分の塗装職人（店主）による「よくあるペンキ屋HP」には書けない超具体的な塗替え工事記録　　　

3月23日　足場組立て【専属業者施工】

足場屋さんとの打ち合わせで組みたてが本日になりました。
↓当店がいつも依頼している足場屋さんです。



クサビ式になっていて下から組み立てていきます。


今日は私らの出番はないので周囲の方に挨拶しながら問題のサイディング目地
の深さなどを確認してみました。今回も目地のシーリングは全滅で
全て打ち替えの予定にしてます。↓　しかしあまりにも激しく痛みすぎだと思いませんか？



ここも、なぁんか妙な破断の仕方しています。



どうせ明日撤去するつもりなので雨のあたらぬ所を切り取ってみました。
同業者の方ならわかると思いますが、意味不明な施工しています。
底の茶色のテープはボンドブレーカーという絶縁材で，切り取ったシーリングに
半分くっついてるのはバックアップ材というスポンジです。



通常どちらかしか入れないはずです。通常シーリングの厚みは1cm前後ないと
悪いのですが、新築の時はなんと3ミリ前後しか充填されていません。
原因は先程のスポンジが厚すぎるのです。



ヘアバンドを引っ張っても切れないけど、輪ゴムなら切れます。
新築時の手抜きか施工ミスです。劣化の激しい箇所は外から水がまわり
中身のスチール製の金具「ハットジョイナー」に錆が出ています。



サイディングボード自体も表面が風化してきています。



っということで明日から本格的に出番です。まずシーリングの撤去からです。