2011年02月09日
2月9日 軒天続き 外壁中塗り(人員2名)
我が家のちびっ子がなかなか寝つかずに更新が遅くなりました。
毎日毎日現場仕事と営業とただひたすら同じ事を繰り返して
おりますがこういう日々の積み重ねが大事だし、同じ事をこつこつと
できることこそ幸せなことだとさっきタバコを吸いながら思いました。
同業者の皆さんも苦しい時期ですが、苦しい時は真剣に物事を考えるので
自分自身が成長するチャンスであります。
「職人」の名に恥じぬ良い仕事をして頑張っていきましょう(´∀`*)
っということで始めます。 先日シーラー(下塗り)を終えたA様宅です。

相方の板井氏は昨日の続きの天井塗りです。

その間私は、窓サッシ周囲のコーキング補強をしておきました。
白い部分がそれです。サイディングの目地は右下の写真の1箇所だけは
ほとんど劣化がなかったので打ち替えでなく「増し打ち」にしました。
テラスの屋根の下なので痛むことがないのでしょう。

その後、軒天と外壁の塗りわけラインを真っ直ぐにする為にテープを貼ります。
A様宅は天井部分がものすごく多くこのテープ貼りがけっこう大変でしたが
このテープ次第で仕上りが左右されるので職人の性分が問われます。

ひさびさに相方に写真を撮ってもらいました。(^∀^)

お昼前あたりから 中塗 上塗 の材料の段取りに入ります。
今回使用するのは高弾性 ファインシリコンフレッシュ/日本ペイント
という2液型弱溶剤シリコン樹脂塗料です。
シリコン といってもピンからキリまでありますが、最高級品の部類に入ります。
しかし、塗料液と硬化液を調合すると、その日のうちに使わないとダメという
指定があったりと扱いにくい面もあります。

その為こういう配合表をもとに必要な分だけ調合し材料のロスを無くす
努力をしています。ちなみに、当店に応援に来た人や塗料販売店さんは
このノートを見て皆びっくりします。ほとんどの人はおおよその目見当で混ぜて
使っているそうです。 私も当初は神奈川県の、とある伝説の塗装屋さんがやってるのを
見て真似ているんですが、今になるとこのノート無しでは気持ち悪くて仕事が
できません。

写真の左が今日の中塗の色 右が上塗の色です。
配合比率を守り、しつこいくらいに攪拌します。

まず、例によって、刷毛でダメ込み、広い面をローラーで

2Fの西側


という事で1日塗りまくりでした。
明日はまたこの続きと、上塗りの予定です。

